米ドル/円の転換点を巡り、9月のFOMCと日銀の利上げ観測が相次いで報じられた。市場は0.25%の利上げを織り込む一方、ウォーシュ新FRB議長はフォワード・ガイダンスを否定しており、決定の行方は直前の発言次第で揺らぐ可能性がある。
9月16日にはFOMC、18日には日銀の金融政策決定会合が控え、市場の焦点は両政策の利上げ観測に集まっている。市場はFOMCで0.25%の利上げを90%超の確率で織り込んでおり、これを受けて為替相場の先行きが注目されている。
ウォーシュ新FRB議長の発言はタカ派寄りと読める内容が多く、ジャクソンホール会議で示された傾向も強調されている。ただし彼は「フォワード・ガイダンス」を完全に否定しており、実際の決定はまだ不透明であるとの見方がある。
日銀については0.25%の利上げが完全に織り込まれているとされ、今後の会合では0.50%の提案や、利上げペースの加速を示唆する動きがある可能性が指摘されている。市場は円安の動きを抑えるには追加の政策姿勢が必要だとみている。
ファンダメンタルズ分析にはアセット・アプローチ、フロー・アプローチ、購買力平価の3つの視点があり、日本の金利や経常黒字の改善次第で円相場の反転要因になり得ると整理されている。