本田技術研究所は江陵で開催されたITS世界会議2026にブース出展。安全と環境の両領域での最新研究成果を紹介し、次世代ADASや走行中給電技術などの取り組みを示しました。
2026年のITS世界会議はBeyond Mobility, Connected Worldをテーマに韓国の江陵で行われ、本田技術研究所は最新研究成果の一部をブースで紹介しました。イベントは自動運転・交通安全・インフラ管理など幅広い領域の技術と政策動向を共有する場として位置づけられています。
安全の取り組みとして、次世代ADASはAIが環境認識から車両制御までを担い、経路誘導を核とした運転支援を実現。後方カメラと車両画像を用いたリスク予測と認知状態推定で事故の未然防止を目指すCI運転支援も紹介され、歩行者や車両を含む全交通参加者のデジタル空間でのリスク評価を行う技術が示されました。
安全・安心ネットワーク技術では潜在リスクを約10秒先に未然回避するための統合判断と対話型AIによるフィードバックが説明され、内閣府SIP第3期のつくばでの大規模実証の映像も紹介されました。マルチエージェントシミュレーション技術は世界各国の運転行動を仮想空間で再現し、実車検証が難しいシナリオの検証を可能にします。
環境領域では電動ネイキッドバイクの新モデルHonda WN7の開発と走行中無線給電技術の取り組みが強調され、再生可能エネルギーの活用拡大とカーボンニュートラルの両立を目指す姿勢が示されました。