KnowBe4の発表によると、日本はAIエージェントの業務導入率が首位となり、同時に自動実行での監視不足が世界平均を上回る。併せて、日本市場向け新機能「Agent Risk Manager」が公開された。
KnowBe4が2026年11月4日に都内で開いた記者説明会で、日本企業のAI活用状況を示す2つの調査結果と新製品が発表された。導入率の高止まりと監視体制の遅れが併存する実態が示された。
AIエージェントの業務ワークフロー導入率は日本が79%、世界平均の58%を大きく上回り、13カ国・地域のうち首位となった。一方、導入済み組織で人間の監視が限定的なまま自律稼働している割合は34%で、世界平均の17%の約2倍だった。
説明会で示された別調査では、AIやAIエージェントに起因するミスやインシデントを経験した国内従業員は55.9%に達し、セキュリティ担当者が多くの事例を目にしている実態が浮かんだ。機密情報の漏えいや誤送信、権限昇格といったリスクが挙げられた。
新機能として「Agent Risk Manager」が発表され、シャドーAIを含む利用状況の可視化やリスク検知、許可・警告・ブロックの三段階制御、コーチング機能による現場 explanations などを組み込む。日本市場での提供は2027年度を目指す。