ホンダ・レーシングは2027年1月1日付で渡辺康治社長が退任し、安田啓一副社長が新社長に就任する。2027年シーズンへ向け、組織を勝利へ向けて強化する。
ホンダ・レーシング(HRC)は2027年1月1日付で渡辺康治社長が退任し、安田啓一副社長が代表取締役社長に就任すると発表した。F1復帰やモータースポーツ体制の整備を進めてきた渡辺体制から、安田体制へ経営トップが引き継がれる。
HRCは今回の人事を「世界的な変革期に対応した経営体制の強化および次世代に向けた事業展開の加速を図るための定期人事」と説明している。発令時期を年初に設定したのは、モータースポーツのシーズン事情に合わせるためとされ、2027年シーズンを新体制で開始する方針だ。
渡辺社長は在任中にF1復帰や二輪・四輪の統合を進め、米国HRC USへの再編やHRC UKの設立などグローバルなモータースポーツ体制の拡充とブランド構築に取り組んだ。今季は新PU規則下でアストンマーティン・ホンダとして活動しているが、課題の解決は次の経営陣へ引き継がれる。
安田啓一副社長は二輪事業の経営経験や海外現地法人の社長経験を活かし、勝利を目指す組織強化と人材投資を進めると述べている。渡辺体制が築いた基盤を受け継ぎつつ、全員のベクトルをレースでの勝利へ向けて一つにすることを使命としている。