来年1月1日付けで安田啓一副社長がホンダレーシング(HRC)の新社長に就任する。現社長の渡辺康治氏は退任し、新体制はHRCをさらに強くしていく方針で進む。
ホンダのモータースポーツ部門であるホンダレーシング(HRC)は来年1月1日付けで安田啓一副社長を社長に就任させる人事を発表した。渡辺康治社長は同日付で退任する。新体制の狙いは、2022年に2輪と4輪を統合して築いた基盤をさらに発展させることにある。
新社長の安田氏は「渡辺が築いた基盤を受け継ぎつつ、全員のベクトルをレースでの勝利へと一つにし、HRCをさらに強くしていくのが私の使命」とコメント。長い海外勤務を経てモータースポーツへ情熱を持ち、2輪レースを志してホンダに入社した経緯も紹介された。
渡辺社長は退任にあたり「仲間と仕事をできたことを誇りに思う。残り3か月も全力を尽くす」と述べ、2輪と4輪の統合を成し遂げた後のF1復帰やHRC US・HRC UKの設立など、グローバル活動の拠点を整えた。
今回の人事に関連して、HRCのグローバル戦略を示す動きとしてHRC USの改編やUK設立などの基盤づくりが強調された。