外国為替市場で円高の兆候が出ている。11月の米中間選挙と仏政情不安の広がりでドル安・ユーロ安の観測が広がり、円が相対的に買われる展開が見込まれる。
外国為替市場では円高が観測されていると記され、米中間選挙の行方次第でドル安方向へ振れやすいとの見方が示されている。株安や財政逼迫が意識される局面で、円が相対的に買われる棚ぼたの構図が指摘される。保有資産の安全性をめぐる動きが円高要因として挙げられる。
中期的な要因として、11月の米中間選挙結果にかかわらずドルが売られやすい局面になるとの国内銀行ディーラーの見解が紹介されている。民主党優勢の場合は安心感からドル売りが進むとの声がある一方、共和党健闘が株価の下落圧力を高める可能性も指摘される。
一方でユーロはフランス発の政情不安の拡大を背景に下落基調が続く見通しとされ、ドル安とともに相対的な円の強さを支える材料となるとの見方が示される。10月以降、対ドルで1ドル=156円台の水準が言及され、為替市場の動向に注意が必要とされている。