来週の主要イベントとして米雇用指標やFRBの動向、ECB・日銀の政策判断、豪中銀の決定などが予定されており、これらの発表が為替市場に影響を与える可能性が注目される。各地域の指標・会合の結果を受けて、来週の動きが活発化する見通しだ。
来週は北米で米9月雇用統計の発表があり、米市場の反応が焦点となる見込み。市場では年内の利上げ織り込みが進んでおり、雇用統計の結果次第で市場の見通しが変わる可能性がある。米雇用統計に加え、米連邦準備制度の高官の発言が労働市場の安定性をめぐって材料視される見通しだ。
欧州では9月のユーロ圏・独の消費者物価指数・失業率の速報値やラガルドECB総裁の講演に関心が集まる。ECBの金融政策スタンスと利上げの見通しを左右する材料として注目され、ユーロ圏の物価動向が市場の金利織り込みに影響を及ぼす可能性がある。
アジア・オセアニアでは日銀の議事録、豪中銀の政策決定、日・豪の物価指標などが予定されている。豪中銀の0.25ポイントの利上げが市場でほぼ確実視されており、声明や総裁の発言から追加利上げの可能性が探られる見込みだ。
新興国では南ア・メキシコ・トルコの指標が材料視される見通し。南アの8月PPIや貿易関連の統計などが今後の金融政策を探る材料となる可能性がある。