東京外為市場では円が157円台後半で小動き。米雇用統計の発表を前に、持ち高を一方向に傾ける動きは限られ、リスク回避姿勢が一部強まる局面となった。
6日午後の東京市場で円相場は1ドル=157円89〜90銭と、前日比29銭の円高・ドル安で推移。日米の株式相場が下落して投資家のリスク回避姿勢が強まり、円買い・ドル売りが優勢となった一方、同時に米10月雇用統計の発表を控え持ち高は一方向へ傾きにくい状況だった。
午前10時時点の円相場は157円81〜82銭で、前日17時時点比37銭の円高・ドル安。当局実需筋による円売り・ドル買いが活発化し、相場は重荷感を増した。円高が進んだことでドル資金を確保する必要のある国内輸入企業の動きが活発化した。
午前の取引ではユーロに対しても円高が進み、10時時点で1ユーロ=177円03〜06銭、80銭の円高・ユーロ安。ユーロドルは同時点で1.1218〜19ドル、ユーロ安・ドル高となっている。
前日の海外市場では原油価格や米長期金利の動きを背景にドルがじり高となり158円50銭近辺まで上伸した後、主要株価指数の急落と長期金利の低下を受けて157円60〜80銭台へ買い戻し。6日朝には再び157円台半ばへ動く場面があり、今後の米雇用統計の結果次第でレンジを抜ける可能性にも市場は神経をとがらせている。