ダイヘンはFY2026年度第1四半期決算説明会で、売上高555億円・営業利益40億円と過去最高を更新した。EMS受注高は前年同期比約2.6倍の450億円へ急拡大したことを明らかにした。
ダイヘンは2026年4-6月期の決算で売上高555億円、営業利益40億円となり、いずれも前年同期を上回り過去最高を更新した。脱炭素関連投資の活発化とデータセンター・半導体工場の新増設による電力需要の増加が牽引要因とされた。
セグメント別ではマテリアルプロセシングが227億円で37.4%増と高成長を示し、エネルギーマネジメントは大型案件反動で減少した一方、通期見通しは増加を見込んだ。ファクトリーオートメーションも需要が堅く推移している。
EMS事業の受注高は前年度比約2.6倍の450億円を見込む。2030年度には700億円超を目指すとの説明があり、蓄電池併設ニーズの高まりと低コスト・省エネ制御を強みとする同社のシナジーリンクが注目された。
生産能力の増強として新工場が2026年10月に本格稼働、年間最大生産台数を従来比1.7倍の3,000台に拡張。新製品としてフィジカルAIロボットやWAAMによる金属積層造形の展開を進め、2030年度の通期計画は過去最高更新を目指す。