15日午後の東京市場でドル・円は154円80銭台へ上昇。FRBが週内に利上げ決定との観測が広がり、米長期金利上昇を背景に円売り・ドル買いが優勢となった。
15日午後の東京外国為替市場では、ドル・円が154円80銭台の高値圏へ浮上した。FRBが週内の会合で利上げを決定する見方が強まり、米長期金利が上昇する中で日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りの動きが続いた。
午前10時時点では前日比26銭円安ドル高の1ドル=154円65~66銭で推移。午後にはさらに値を上げ、レンジ上限の154円89銭に迫る場面があった。ユーロ・円は178円14銭〜178円68銭のレンジで推移し、円安基調が続いた。
FRBによる追加利上げの観測を背景に米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大が意識された。市場ではドル買い・円売りの流れが優勢となり、円相場は前日水準から下落した。一方、ポンド・ドルは英中銀MPCの据え置き観測で弱含む展開となった。
週明けには日銀が利上げを加速するとの観測が出ており、朝方には円買いが先行した。前週末比で円高ドル安となったが、その後は原油価格の上昇を背景にドル買いが再燃し、午後には再び円安方向へ振れた。今週は日米の中央銀行の政策決定を控え、市場関係者は今後の為替への影響に注目している。