31日の東京市場で円は159円台後半で下げ渋り、米利上げ観測でドル高が続く展開となった。午後は日経平均の大幅安を背景に円の下支えとドル高の動きが混在した。
午前中は米早期利上げ観測を背景に円売り・ドル買いが優勢だったが、日経平均株価の大幅安を受けた円買いが下値を支え、午後は1ドル=159円台後半の狭いレンジで推移した。
午後3時時点のドル円は159円83銭前後で、前週末比は33銭のドル高・円安。午前10時には159円95~97銭まで円安が進んだが、その後は売りが優勢となり160円を割り込んだ。
前週末にはFRBのジャクソンホール会議での講演内容を控え、ドル円は一時159円40銭付近まで下落した後、急速に買いが入って160円近辺まで回復していた。
日経平均の下落は市場全体のリスク回避を促し、為替市場では戻り売り・調整売りが活発化。株安と米利上げ観測の両要因がドル高と円安を支える局面となっている。
ユーロは対円でもみ合い、対ドルではユーロ安・ドル高の動きが強まり、全体として上値は重いとの見方が多かった。