15日午前の米株式市場は、卸売物価指数の上昇率が予想を下回ったことを好感してダウとナスダックが続伸した。主要銘柄の決算発表を前に、アップルなどが相場を牽引する場面も見られた。
15日午前のニューヨーク市場は、米卸売物価指数の伸びが市場予想を下回ったことが確認され、インフレ鈍化の兆候として投資家の心理を支えた。これにより株式相場は買いが先行する展開となり、ダウ平均とナスダック総合は堅調な動きを示した。
ダウ工業株30種平均は午前10時15分時点で前日終値比233.08ドル高の5万2741.35ドル、ナスダック総合指数は161.44ポイント高の2万6268.45となった。主要指数の上昇を支えたのは、個別銘柄の堅調な決算や大手企業の見通し改善といった材料である。
この日の決算発表では金融大手モルガン・スタンレー、医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン、資産運用大手ブラックロックなどの決算内容が相次ぎ報じられ、投資家心理が支えられた。アップルが3%超高、マイクロソフト・アマゾンも約3%近く上げ、ダウの上昇をリードした。
一方、シスコシステムズは3%前後下落している。ペイパル・ホールディングスは16%超高と急騰したほか、ペイパル買収に関して共同提案を行ったと伝えられたストライプとアドベント・インターナショナルの動きも買い材料となった。