午後3時30分からの日銀・植田総裁の会見で、基調物価上昇率が2%目標に事実上到達したと日銀が認識したこと、追加の利上げを見送り1.25%程度の金利を維持する方針が示された。
日銀の金融政策決定会合を受けた会見がライブで伝えられ、日銀は基調的な物価上昇率が2%の安定目標と整合する水準に達したと述べた。これにより、長年続けてきた超低金利・量的緩和の枠組みの中での物価安定への進展が再確認された格好となる。展望レポートに反映した見通しの更新が行われ、2%到達が初めて明確に言及された。
今後の金融政策については追加の利上げを行わず、現状の金融政策を維持する方針を示した。金利の目安としては1.25%程度を据え置くとされ、短期的な金利引き上げの動きは現時点では言及されなかった。市場関係者はこの放置が金利環境の維持に繋がるとの見方を示している。
この発表は2013年の導入以来初めての“2%到達”を正式に位置づけた点が焦点となる。長期の金融緩和と物価目標の整合性を再確認する内容であり、今後の経済・物価見通しの更新が注目される。公式な声明の後の市場の反応や、追加情報の開示時期にも関心が集まっている。