27日の日経平均は4営業日ぶりに反発し、終値は前日比1078円72銭高の6万3268円37銭となった。米国のAI株高を背景に半導体関連銘柄へ買いが広がった。
27日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、終値は前日比1078円72銭高の6万3268円37銭となった。取引時間中には上げ幅が一時1400円を超え、約1週間ぶりに6万3000円の大台を回復した。TOPIXは24.39ポイント高の3997.37、出来高は22億4473万株だった。
相場の押し上げ要因は、米AI開発企業アンソロピックが26日にIPO目論見書を提出したこと。これをきっかけに米ハイテク株が上昇し、AIや半導体関連銘柄に買いが集中。半導体検査装置最大手のアドバンテストなどが買われ、指数を大きく押し上げた。なお、米原油先物の上昇一服も投資家心理の改善に寄与した。
午前の取引で日経は上げ幅を一時1317円57銭高の6万3507円22銭まで伸ばす場面をみせた。AI関連の銘柄をめぐる動きは東京市場でも半導体・AI関連銘柄の株価を左右する材料として定着しつつあり、今後のIPO手続きの進展や目論見書の内容をにらみながら関連銘柄の物色を続ける動きが見られる。