USD/JPYは9月9日02:05(ET)時点で0.53%の下落となり、現在値は$153.131。過去7日間で3.50%の下落を記録している。
米ドル/円の下落は、日本銀行の金融引き締めを市場が急速に織り込んだことと、円キャリートレードの巻き戻しが背景にあると説明されている。中心銀行のタカ派的な発言や国内データの堅調さが、日銀の追加利上げ期待を高めたとの見方が示されている。
技術的には、USD/JPYが155.00付近の重要な構造的サポートを下抜けたことで下落の勢いが強まり、ストップロスの発動やドルロングの清算が広範囲で生じたとされている。マクロのポジショニング変化を背景に、ダウンサイドのオプション積み増しも進んだとの指摘がある。
米国側の要因としては、FRBの金利見通しを巡る指標発表を控え市場参加者が慎重姿勢をとっている点が挙げられる。米経済指標は堅調な労働市場を示す一方、日米金利差の縮小が米ドル/円へ圧力をかけ続けている。
地政学リスクの高まりやエネルギー価格の上昇もリスクオフの動きを支え、日本円への資金流入を後押ししている。