NY時間帯にドル円が156円台半ばへと下落、日銀決定会合の結果が市場の想定と異なり円安が再燃。FRBの追加利上げ観測も円安要因として意識され、円安の構造的要因は根強く残る。
NY時間に入ってドル円は156円台半ばまで下落幅を拡大した。日銀決定会合の雰囲気が市場の想定していたタカ派寄りには映らず、円安の反応が強まった。ドルは一時158円台へ上昇したが、再び156円台へ急落した。日銀がレートチェックを実施したとの報道も伝わっており、当局の動きが円売りの警告信号と見られている。
FRBは今週のFOMCでタカ派姿勢を示し追加利上げを示唆したとされる。これにより日銀の引き締めペースが遅れるとの見方が広がり、ドル円が再び160円を目指すリスクが浮上した。日本のシルバーウィーク中の薄商いも円買い介入の警戒感を高めている。
円安の構造的要因として日米金利差や日本の財政懸念が挙げられ、単発の介入で円高が持続的へ転換するかは不透明感が残る。
為替の主な水準: USD/JPY 156.70、EUR/JPY 179.98、GBP/JPY 209.89、AUD/JPY 111.65
日銀の政策動向と米金利動向を巡る不確実性が市場の警戒感を支え、今後の展開次第で円相場の方向性が再度動く可能性がある。