野村證券は日銀のシナリオを刷新し、9月利上げを主軸とする新メイン案を公表。年内に2回利上げを含むリスク案も併記した。
野村證券は日銀の金融政策シナリオを新たに提示し、メインシナリオを追加利上げ回数1回と2026年9月・2027年1月・2027年4月の利上げとしました。確率は60%、有力なリスクシナリオAは追加で2回、計4回の利上げを想定し確率25%、リスクシナリオBは2026年10月と2027年3~4月の追加を想定し確率15%となっています。
新たなメインシナリオでは追加利上げ回数が2026年1回・2027年2回、タイミングは2026年9月・2027年1月・2027年4月(注)とされ、政策金利水準は現在1.00%、2026年末1.25%、2027年末1.75%と示されています。ターミナルレートは1.75%に到達すると見込まれます。
リスクシナリオAでは追加で4回の利上げを見込み、ターミナルレートは2.00%、到達は2027年6月となるとされます。リスクシナリオBでは追加利上げが2026年10月と2027年3~4月となり、ターミナルレートは1.50%にとどまる見込みです。
政府の消費減税措置が2027年4月から実施される可能性が記され、メインシナリオの利上げ時期が前後する可能性があると記載されています。日銀の現在の姿勢と市場の反応を踏まえ、野村證券は9月の次回利上げ時期を従来の10月から9月へ前倒しで見ています。