アイシンは2027年3月期第1四半期決算で売上が増加した一方、営業利益と親会社帰属の当期利益は減少。為替の影響と北米・アセアンでの増産が要因として挙げられている。
2027年3月期第1四半期の決算短信の要約では、売上高が前年同期比7.8%増の1兆3,156億円となり、営業利益は23.6%減の366億円、親会社帰属の四半期利益は19.4%減の319億円となった。通期の最終利益は12.6%減が見込まれている。
決算説明では円安の寄与により売上が増加したこと、北米でのハイブリッドトランスミッションの生産増加による売上増、アセアン・インドでの数量増加による収益基盤の拡大が挙げられている。日本国内の体質改善と円安効果も採算性を支える要因として示されている。
一方、得意先動向の変動、資材価格の高騰と関税の影響、欧州の生産立ち上げ費用、パワートレイン需要の地域差などがリスク要因として挙げられ、今後の業績に与える影響に注意が必要とされている。