前場で発表された主要企業の動きとして、JX金属がHDD向け磁性材スパッタリングターゲットの生産能力を2029年半ばまでに2025比1.5倍へ拡大する方針を決定。伊藤忠商事はロボタクシー専用保険の開発をMS&ADと共同で進め、2027年度米国での販売開始を目指す。NTTはデータ主権の観点から国内完結のサイバー防御システムを展開。日鉄ソリューションズは米アンソロピックと提携しAIエージェントの外販を開始予定。ホクシンは上期の営業損益を黒字へ修正。北海道電力は託送料金の見直しを反映した料金改定と、通期経常利益の上方修正を公表。
JX金属は HDD向け磁性材スパッタリングターゲットの生産能力を、今年発表の増強分を含めて2029年半ばまでに2025年比1.5倍に高める計画を示した。データセンターでのデータ量増加を背景に、長期的な需要拡大に対応する狙いだとしている。
伊藤忠商事はロボタクシー専用の保険の共同開発に乗り出し、米国での運行事業者向け販売を2027年度にも開始する見通しと日経が伝えた。自動運転車両の事故損害を補償する仕組みを整えるとしており、保険商品の展開が今後の焦点になる見込みだ。
NTTはAIデータ処理を日本国内で完結させるサイバー防御システムの展開を拡大する方針で、顧客データを米国へ送らず脆弱性を診断する体制を整える。国内データ主権への対応が進む。
日鉄ソリューションズは米アンソロピックと提携し、AIを活用した業務自動化サービスを展開。まず日本製鉄向けにAIエージェントが生産計画や購買、在庫管理などを自動化する方針。
ホクシンは上期の営業損益見通しを従来の赤字から黒字へと引き上げた。販売価格改定の進展と需要増加を背景に、コスト上昇を吸収する見込み。
北海道電力は託送料金の見直し分を電気料金に反映する変更を届出した。これに伴い、27.3期の通期経常利益予想を従来の300億円から460億円へ上方修正した。