東京製鐵が10月16日に公表した決算短信で通期の業績予想を上方修正。営業損益を赤字40億円から黒字10億円へ、純利益を10億円から70億円へ引き上げた。中間期は赤字見込みで、7~9月は赤字を計上。
10月16日に決算短信を出した東京製鐵は、通期の営業損益を赤字40億円から黒字10億円へ、純利益を10億円から70億円へ引き上げた。出荷単価の上昇と原材料の鉄スクラップ購入価格の下振れが要因とされている。中間期の営業損益は35億円の赤字見込みで、4〜6月の23億700万円の赤字を踏まえると、7〜9月は11億9300万円の赤字となる見込み。下期に45億円の営業黒字が要る計画で、出荷単価の上昇が反映されることが前提となっている。
株価は16日、開示を挟んで前日比2.7%高の1688円で終え、25日移動平均線約1692円をわずかに下回った。今後の中間決算で7〜9月の実績と出荷単価の動向を確認することになる。
東京製鐵の株価と移動平均線の比較は、同日終値が25日線を下回る状態で推移している。株価動向は市場が中間決算時点での業績修正をどう評価するかの指標になり得る。
今後の発表予定としては、10月23日の中間決算で7〜9月の実績と出荷単価の動向が再度注目される見込みである。