2日前場の東京市場で日経平均は続落。前週末予想を下回るキオクシアの業績見通しとAI・半導体株の売りが相場を重荷にしている。
2日前場寄り付きの日経平均株価はおおむね6万2800円程度で推移し、続落となった。市場は前週末の下振れを受け、全体的な下圧力が継続している。
キオクシアは2026年4〜12月期の連結営業利益(IFRSベース)を5兆2597億円と見込むと発表した。前年同期比で19倍となる一方、市場予想のQUICKコンセンサス5兆5428億円を下回ったため、投資家のAI・半導体株への心理が悪化した。
米株市場ではインテルの決算見通しが市場予想を下回りSOX指数が下落。これが世界的な半導体株の下げを再燃させ、日本株にも悪材料として波及した。ブラックストーンが米AI開発企業の格付け不確実性を伝えたとの報道も不透明感を残した。
日経平均を下支えしたのは限定的で、リクルートや三菱UFJ、伊藤忠が下落。一方、キリンHDやJR東海が上昇するなど銘柄ごとには動きが分かれ、TOPIXは続落となった。
日経QUICKニュース(NQN)によると、前場の動きを受け市場全体のセンチメントが慎重さを増しており、AI・半導体関連株の動向と主要銘柄の値動きが今後の焦点として挙がっている。