米国株は下げ渋りの地合いを想定する見通し。今週は消費者物価指数(CPI)をはじめとする指標の動向と決算発表を控え、長期金利の動きが購買意欲に影響しそうだ。
前日の米株市場で主要3指数は上昇し、ダウは高値圏で推移した。データではミシガン大学消費者信頼感指数の景況感はやや悪化したものの、インフレ予測は予想を下回り、買いが入りやすい地合いとなった。セクターではディフェンシブ株の売りが目立った一方、ハイテク株の業績期待が相場を押し上げた。
本日の日中の先物市場は堅調で、S&P500先物は23.5ポイント程度の上昇、NYダウ先物は約186ドル高。長期金利の動向次第で買いの勢いに影響が出る可能性があり、今週はインフレ指標と決算発表の両方が焦点となる。
今週注目されるCPIの総合・コアの前年比の伸びは予想を上回る形で加速が見込まれ、積極的な買いは入りづらいとの見方がある。一方で決算発表を控える金融セクターは調整の売り買いが想定され、AI関連のハイテクには一定の買い意欲が見られる可能性もある。
総じて米国株はインフレ指標の動向次第で波及する局面が続く見込みで、投資家は今週の指標と決算の発表スケジュールを注視する必要がある。