米国株見通しは下げ渋りが続くかが焦点となる見通し。市場は長期金利の動向と来週の決算発表、AI関連銘柄の動きを注視する見込みだ。
前日の米国市場は主要指数が反落したが、下げ幅は縮小する場面も見られた。S&P500先物とナスダック100先物は軟調、NYダウ先物はおよそ65ドル安で推移した。長期金利の上昇は止まらず、米10年債利回りは5.36%付近まで上昇した。これにより国内市場では売り圧力が強まったものの、後場には金利高の一服を受けハイテク銘柄の買戻しが見られ、指数は大幅安を回避した。
本日は売りが先行する地合いが続く見通しだが、長期金利は高水準で推移する見込み。経済指標は総じて弱さが目立ち、FRB関係者の発言にも慎重さが伺える。年内の追加利上げ観測は今月は政策維持が想定され、売り材料が限定的になる可能性もある。来週から決算発表が本格化するため金融株の動きが注目され、AI関連銘柄の業績拡大期待も引き続き市場の関心を集めそうだ。