21日のNY外為市場は米国指標の発表がなくドル買いが優勢となった。米中首脳会談を睨みつつ年内の利上げ観測が強まる中、日本の連休中の介入警戒感も根強い。
21日のNY外為市場では米主要経済指標の発表がなかったものの、FOMCで年内の利上げ観測が強まるとの見方からドル買いが先行した。原油先物の動向や地政リスクをめぐる不透明感も残る中、円安是正の介入警戒が株式相場と連動して市場参加者の注意を引いた。
米シカゴ連銀総裁のグールズビー氏は、FRBが「サプライショックが後退している信頼できる証拠」が必要との認識を示す一方、インフレが2%目標へ到達する可能性には楽観的な見方を示した。9月のFOMCでの対応を巡る見通しが市場の焦点となった。
米財務長官ベッセント氏は中国副首相と協議した結果を「非常に成功」と評価し、米中首脳は今回の会談後にあと2回の会談の機会を得る可能性があると述べた。ニューヨーク市場の初期の値動きはドル・円が158円台の水準、ユーロ・ドルが1.16台の水準で推移した。