ニューヨーク市場でドル円が上昇した一方、原油価格と米10年債利回りの上昇が継続する見通しとなり、東京市場では堅調推移が想定される。しかし日銀のドル売り・円買い介入の警戒感も依然として高い。
1日のニューヨーク外国為替市場ではドル円が160.27円まで強含んだ。WTI原油先物は90ドル台半ばまで上昇し、米10年債利回りは約4.798%前後まで上昇した。
本日の東京外国為替市場では、原油価格の高止まりと米長期金利の上昇を背景にドル円は堅調推移が想定されるものの、日銀のドル売り・円買い介入への警戒感がくすぶる。
ベッセント米財務長官と片山財務相の会談では、秩序だった円相場が金融市場の安定に不可欠との認識が共有されたとみられ、過度な円安を抑制する姿勢が確認された可能性がある。今後は日米協調による円安是正の方向性が注目される。
また、ベッセント財務長官は日本の金融・為替政策に加えリフレ財政政策への介入の可能性にも言及すべきかが焦点となる。米FOMCの前後には雇用統計とCPIの公表を控え、市場は次期の動向を見極める見通し。