決算予想の上方修正を軸に、今期と来期の双方でリビジョンが高い銘柄を厳選し、アドバンテストなどの銘柄12銘柄を取り上げている。
今回の記事は、アナリストの業績予想のリビジョンを投資戦略の核に据え、今期と来期のリビジョンが共に上向く銘柄を対象に厳選リストを提示する内容だ。リビジョンの大きさと新しさを組み合わせた指標「リビジョンファクター」を用い、データはQUICK Workstation Astra Managerのコンセンサスを用いて算出する。決算発表前の銘柄選びの観点として、上方修正の規模と直近性が重視される。
次に、銘柄選定の具体的条件が示される。対象はTOPIX構成銘柄のうち金融業を除く3月期決算企業で、流動性の観点から時価総額が1000億円以上、取引成立性を考慮している。今期リビジョンファクターと来期リビジョンファクターの双方が上位20%に入り、かつ来期リビジョンファクターが今期を上回ることが条件とされている。
この戦略の検証結果では、年度後半に来期リビジョンの重要性が増す傾向が示され、特に来期の修正勢いが今期を上回る銘柄の超過リターンが高まる事例が観察された。9月から翌年2月にかけて、来期リビジョンが今期を上回る銘柄のパフォーマンスが上振れする場面が多いとしている。
具体的な銘柄例として、アドバンテスト(6857)とキオクシアホールディングス(285A)などが挙げられ、今期と来期のリビジョンファクターの数値が表に示されている。上位銘柄ではAI・半導体関連企業が目立つ一方で、来期の勢いが今期を上回ることが強調されている。
記事の最後には、リビジョンを最新データで確認する方法としてマネックス証券の銘柄スカウターが紹介され、今後の銘柄選択に使えるデータ源として位置づけられている。