7月の株価急落後、半導体関連の好決算で相場が上昇基調へ。アドバンテストの業績見通し上方修正が相場をけん引し、TOPIXが再度高値を更新。上方修正を発表した企業は95社に達した。
7月に日経平均が急落した後、半導体関連株を中心に相場が回復基調を見せ始めた。特にアドバンテストが7月から8月にかけて上方修正を発表し、営業利益の見通しを4月公表値比で34.8%増とする内容が市場の注目を集めた。
この動きに連動して、アドバンテストをはじめとする半導体関連株だけでなく幅広い銘柄の買いが入り、日経平均の下げ幅を埋める動きが続いた。TOPIXは8月10日以降、複数回の最高値を更新した。
SMBC日興証券の分析では、3月決算企業を対象とした555社の純利益予想が前期比27.9%増と大幅な上方修正となったことが示された。これにより市場全体の業績改善期待が高まっている。
今回、上方修正を公表した企業数は95社に達しており、今期における上方修正の多さは企業業績の好調ぶりを示唆している。今後の相場を考えるうえで、業績を上方修正した銘柄に注目する戦略が有効との見方が出ている。