29日の東京外国為替市場でドルは対円で157円台前半から半ばでの動きとなり、午後5時時点は157円37~38銭。前日比で15銭のドル高・円安。材料難と実需の動向を見極める展開が続き、米国の経済指標発表を控えて上値は限られた。
9日の東京市場では、ドル/円が材料不足の中、157円台前半から半ばでのもみ合いとなった。午後5時時点で157円37~38銭と前日比で15銭のドル高・円安となっている。前日の海外市場では原油先物の上昇と米長期金利の動きにより157円60銭近くまで上昇後、伸び悩んで157円30~40銭台で取引を終えた。
東京時間の前半も同水準で推移したが、月末を控えた実需の売買が交錯。正午には片山さつき財務相の閣議後会見の発言を受けて157円20銭近辺まで下落した。その後は新たな材料難の中、157円20~50銭台のレンジで推移した。
米国時間には9月の消費者景気信頼感指数と8月の雇用動態調査(JOLTS)の発表が控える。関係者は経済の堅調さが示されれば10月の利上げ織り込みが進む可能性を指摘する一方、ドル高・円安が進む場合は円安対策の発動を巡る警戒感も残るとされる。ユーロは対円・対ドルで下落。午後5時時点で1ユーロ = 178円60~64銭、対ドルは1.1349~1350ドル。