ユニバーサル園芸社の2026年6月期決算は営業利益31.5億円、経常利益34.1億円でいずれも過去最高を更新。今期も38.5億円の経常利益を見込み、9期連続の最高益を目指す。
レンタルグリーン大手のユニバーサル園芸社(6061)は、2026年6月期決算を公表し、営業利益が前期比18.9%増の31.5億円、経常利益が29.1%増の34.1億円となり、経常利益は8期連続で最高益を更新した。会社は2027年6月期も経常利益38.5億円(前期比12.9%増)と9期連続の最高益を計画している。純利益は子会社の減損の影響で一時的に減少したが、本業の伸びは維持しており、今期も18期連続の増収を見込んでいる。株価は3,235円、予想PERは11.9倍と低水準にとどまっている。
市場環境の背景として、日経平均は高値圏で推移する一方、AI・半導体関連へ資金が偏っており、地味だが着実に利益を積み上げる企業の株価が相対的に評価されにくい状況が挙げられている。PERが15倍以下の連続最高益銘柄は市場の評価が追いついていない「隠れ成長株」の可能性があるとの指摘もある。
本記事では、直近決算で最高益を更新し、今期も更新を計画している企業で、予想PERが15倍以下の条件を満たす東証上場企業を業種を分散して20銘柄厳選と説明している。上期決算では上方修正を行った企業もあり、連続期数の長さ順に紹介し、今後の決算注目点を添えている。なお、本文中の株価データは特記事項のない限り11月2日終値時点のものを用いている。
銘柄例として、ヒューリック(3003)は15期連続最高益を見据え、2025年10月に通期予想を上方修正しているほか、丸全昭和運輸(9068)は13期連続の最高益を更新、今期も増益を計画しているとされており、物流・不動産・化学品を軸に安定した成長が見込まれている。