ロンドン市場の午前、円は対ドルで上昇し157円台前半へ推移。日銀が金融機関へレートチェックを照会したことを背景とするドル売り・円高の動きがみられた。
21日午前のロンドン外国為替市場で、円は対ドルで上昇し1ドル=157円台前半で推移した。午前10時時点は157円20銭から30銭程度で、前営業日午後4時の水準より円高となった。海外時間には157円台後半から156円台後半へ急上昇する場面もあった。
市場関係者は、日本銀行が金融機関に対して相場水準を照会する“レートチェック”を実施したとみられると指摘。日銀が日本の大型連休を前に投機的な円売りをけん制する狙いがあったとの見方が出ている。
ロンドン時間には、ドルを買い戻す動きが優勢となり157円00銭近辺から下落後、もみ合いとなった。原油価格の再上昇などを踏まえ、今後の貿易赤字拡大への警戒が円売りにつながる可能性があるとの声もある。
対ユーロは約180円台前後、ユーロ/ドルは1ユーロ=約1.1475~1.1485ドルの水準。ポンドは1ポンド=約1.3384~1.3394ドルで推移していた。