ニューヨーク市場で円は1ドル=153円台後半へ上昇し、東京市場では一時152円台後半まで円高が進んだ。日銀の利上げペース加速観測や米指標の動向を背景に、円買い・ドル売りの流れが続いた。8日朝の為替情勢を伝える。
ニューヨーク外国為替市場は日銀の利上げペース加速観測を背景に円買い・ドル売りの流れが継続し、円相場は1ドル=153円台後半へ上昇した。午前9時時点の円相場は153円80銭から90銭程度で、前営業日午後の水準156円15銭から25銭の円高・ドル安となっている。
東京市場では日銀の利上げペース加速観測が拡大する中、円は一時152円台後半まで進んだが、その後も円高・ドル安の流れは続いた。海外市場での動きが引き続き円相場に影響を及ぼしている。
財務相の片山さつき氏は記者会見で為替動向に関し、対応方針は日米協調介入実施時から一切変わっていないと強調し、秩序ある為替相場の維持に取り組むと述べた。今週は8月の米消費者物価指数と卸売物価指数の発表を控え、足元のインフレ動向を見極めたいとの見方も強い。