今週の東京市場は金利動向を巡る警戒感が強まる見通し。日経平均のレンジや今後の重要指標・イベントに焦点が当たる展開となる。
今週の東京株式市場は債券市場の動向に神経をとがらせた。日長期金利が3%台へ上昇する中、日経平均は一時64,000円を割り込んだ場面があり、来週も慎重なムードが広がる見通しとされた。
来週の展望として、日経平均の予想レンジは63,500円 - 66,500円と示され、金利上昇への警戒感が上値の戻りを抑える可能性が指摘された。中東情勢の緊張・財政ハト派とされる日銀寄りの見方が交錯する状況が続く。
日銀の政策動向については、6月に続く利上げの実施が濃厚との見方があり、0.5ポイントの引き上げが取り沙汰されている。日銀の審議委員の発言をきっかけに市場の読みが変化する場面も想定された。
今週は米国の雇用統計やCPI、GDP改定値の発表が控え、FRBの利上げ確率や市場の金利見通しに影響を与える可能性がある。また、来週の米イベントや欧州の理事会も株式市場の注目点となる。古河電気工業など次世代データセンター銘柄にも関心が集まると予想された。