先週の東京株式市場は日経平均が大幅に下落する局面もあったが、今週は材料不足で様子見ムードが強まりそうだ。来週はFOMCをはじめとする大型イベントを控え、相場の焦点は米経済指標の動向に移りそうである。
先週の日経平均は前週末比で大きく下落し、終値は65020.94円となった。週の序盤に売りが先行し、3日まで4日連続で下げた。
FRBのウォーラー理事が講演でインフレの鈍化の兆しを指摘し、今後のデータ次第で15-16日にかけてのFOMCで政策金利の据え置きが中心になる可能性があるとの見方が伝わった。
中東情勢の緊張や原油相場の上昇、米長期金利の動きなどがリスク回避の姿勢を強める要因となり、東京市場ではAI・半導体関連株への資金流入が見られた。
今週はCPI・PPIといった指標の発表が控え、市场の方向性はこれらのデータ次第で大きく変わる可能性がある。FOMCを前にした局面での動向を見極めたい読者が注目している。