マンハッタン・アソシエイツは2026年第3四半期決算で総売上高が過去最高を記録し、クラウド売上とRPOが大幅に伸長した。これを受けて経営陣は通期の売上高と利益見通しを上方修正している。
同社の2026年第3四半期は総売上高が3億600万ドルとなり、前年同期比で11%増加した。クラウド売上高は1億3,400万ドルに達し、RPOは25億9,000万ドルへと増加、いずれも前年同期比および前四半期比で大幅に伸びた。Active AIの採用拡大と新パッケージEditionsの投入が受注を牽引し、新規顧客獲得やパートナー経由の案件も急増した。経営陣はこれを背景に通期の売上高とEPS等の見通しを引き上げた。
新規クラウド受注の約35%が新規顧客によるもので、勝率は70%以上を維持。パートナー経由の案件は年初来で4倍以上に増加している。Editionsの投入によりEssentials、Enterprise、Enterprise Premierの3形態が提供され、売上認識の加速とクロスセルの促進が見込まれている。On-premからクラウドへの移行を後押しする固定価格移行プログラムも進展した。
財務データの要点として、調整後営業利益は1億1,500万ドル、調整後EPSは1.55ドル、GAAP EPSは1.04ドルとなり、マージンの改善が確認された。現金は四半期末時点で約1億9,900万ドル、短期繰延収益は3億4,800万ドル、フリーキャッシュフロー利益率は22.1%とされる。自社株買いは年初来で過去最高の水準に達した。
ガイダンスとして、2026年通期の総売上高は11億7,600万〜11億7,800万ドル、RPO成長率は前年比21%、調整後営業利益率は約35.3%、調整後EPSは5.54〜5.56ドルが示された。第4四半期の売上高は約2億9,100万ドル、クラウド売上高は1億3,600万ドル、サービス売上高は1億2,200万ドル、調整後EPSは1.38ドル。2027年についてはクラウド売上高の20%成長などが示唆されたが、正式なガイダンスは第4四半期の説明会で公表予定。