後場コメントNo.4では山崎パンや栄研化学、ゼンリン、シーティーエス、豊田合成、ショーケースの発表が相次ぎ、決算の数字公表や値上げ、自己株式取得、他社連携の新機能などの動きが伝えられた。
山崎パンはみずほ証券が目標株価を4350円から4400円へ引き上げ、28/12期ROE10%超えの見通しを示した。27年1月のパン類・和洋菓子の値上げが決算発表時に示され、7月以降の3Qの月次販売が前年同月を上回るとの見方が示された。原材料の高騰要因は4Qも続く見込みだが、AI関連株のセンチメント改善や減税メリットの期待があるとの見方が伝えられた。
栄研化学は後場で下げ幅を拡大し、27.3期上期の連結営業利益は15.9億円(前年同期比8.2%減)となったと報じられた。一時的な特許料収入の反動などが影響した。
ゼンリンは後場急落し、27.3期通期の連結営業利益予想を36.0億円から22.0億円へ下方修正。上期は赤字転落となり、受託案件や地図データ売上の反動減や高精度化費用の増加が要因と説明された。
シーティーエスは後場下げ幅拡大となり、27.3期上期の連結営業利益は15.5億円(前年同期比1.5%増)で市場コンセンサスを下回る結果となった。デジタルデータサービスの「SAP」売上高の伸長が寄与したが、株価はコンセンサス下回りで売りが優勢となった。
豊田合成は後場の下げ幅を縮小し、27.3期上期のIFRSベース営業利益が382.0億円で前年比16.1%増。売上は芦森工業の子会社化や為替影響で増収、原価改善が寄与。自社株買い枠を3600万株・300億円上限で設定し、社員向け株式の原資充当分を含めて実施計画を公開した。
ショーケースは反発し、ProTech ID Checkerとkintoneのデータ連携機能を新たに追加したと報じられた。本人確認データの連携により審査・顧客情報管理を一元化することが可能になると伝えられた。