米Appleは現地時間9月1日にジョン・ターナス氏をCEOに任命した。就任後およそ1週間で、9月10日午前2時には新型iPhone発表イベントが予定され、折りたたみiPhoneの投入が注目される。
米Appleは現地時間9月1日、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のジョン・ターナス氏を新CEOに就任させた。就任から1週間あまり後、日本時間の9月10日午前2時には新型iPhoneの発表イベントが控えている。クック氏はCEOを退任し会長へ就任する予定で、ターナス氏が実質的な指揮を引き継ぐことになる。
クック氏の在任期間中、Appleは時価総額4兆ドル超へ成長し、iPhoneをはじめApple WatchやAirPods、Vision Pro、サービス分野でも多くの製品群を生み出してきた。一方でターナス氏が直面する課題として、世界的なRAM不足、スマートフォン競争の激化、AI競争での出遅れが挙げられる。
ターナス氏は入社以来25年にわたりハードウェア開発を主導。折りたたみiPhoneの投入が市場の新たな焦点となる可能性があり、AI機能の強化と部品コストの高騰対応が今後の鍵になると指摘されている。折りたたみ端末の価格帯や普及状況次第で、同社の戦略に大きな影響を及ぼすとの見方もある。
市場調査機関は折りたたみスマートフォン市場の成長を見込む一方、実際の出荷数量は全体の3%程度にとどまるとの見解も。ターナス氏はデバイス中心の戦略を軸に、AIとメモリ不足の影響を受けた価格設定のバランスをどう取るかが今後の試金石になるとされている。