29日寄り付きの日経平均は前日終値比で319.63円安の65557.99円と続落。主要銘柄では日本製鉄やINPEX、郵船、トヨタなどが下落した。
29日寄り付きの東京株式市場は日経平均が319.63円安の65557.99円とスタートした。前日に米国株が下落したことで重荷となり、寄り付き後に長期金利の上昇と原油高見通しが警戒感を生んだ。これにより買い方の手控えが広がり、日経平均は軟調に推移した。市場では75日移動平均線が上値抵抗線として意識されるとの観測もあった。
セクター別では石油石炭製品や海運、鉄鋼などが値下がり率上位となる一方、精密機器や電気機器は値上がりする銘柄もあった。東証プライムの売買代金上位銘柄には、日本製鉄、INPEX、郵船、トヨタなどが名を連ねて下落。反面、上昇銘柄にはディスコやキーエンスといった企業名が挙げられている。
本日初日にクラサスケミカルが東証スタンダードに上場したことも伝えられている。なお、市場の背景としては米国の長期金利動向や8月のPCEデフレーターの発表、マイクロンの決算を控える警戒感が挙げられているが、中東情勢の不透明感は継続している。
全体として、今日の寄り付き段階では日経平均の下落が目立つ一方、銘柄の動きは銘柄ごとに分かれており、今後の再評価や資金の流入に対する反応が注目される状況となっている。