今週の日経225先物は原油相場の動向や米国の金利動向をにらみつつ、押し目を狙ったリバウンド志向のロング戦略が中心となる見通しで、日中の値動きは狭いレンジで推移する局面が想定される。
先週の流れを受け、日経225先物は原油相場の急騰や米国の金利動向を背景に動きが出ている。ナイトセッションを含む取引で値を振りつつ、底堅さを見せる場面もあり、押し目買いのロング対応が意識されている。日足・週足の各指標が絡む中で、レンジを抜ける局面を見極めたい材料が多い。
日経225先物の終値は6万5830円前後で推移し、25日線の回復と75日移動平均線の動向が焦点となっている。ボリンジャーバンドの-1σ〜-2σ付近の攻防を経て、再び中心値へ接近する動きが目立つ。雲の動きにも注意が必要で、雲上限を抜ければ上値を、雲下限を割り込むと下落局面が想定される。
米国市場ではダウ・S&P・ナスダックが下落する場面があった一方、半導体・AI関連銘柄の関連株が相対的に強さを見せた。マイクロン・テクノロジーの増産観測やサードパーティの動きが指数インパクトの大きい銘柄に波及する可能性が指摘され、日経平均型の動きが優位になる場面があるとみられる。10日にかけての米国指標発表にも注視が必要だ。
今週は米生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、ジャクソンホール会議の影響や雇用統計の結果次第で短期的なポジション取りが活発になる可能性がある。なお、ETFや先物の取引の中で、日経平均型を中心とする戦略が優勢になる場面が想定され、6万3500円から6万7500円のレンジ感が意識される。