ほぼ全面安が続く国内株相場の中、一部銘柄が買われているとの観測があり、 INPEX や ソフトバンクグループ などの動きが目立つ。原油高と長期金利上昇の継続が材料として挙がる。
先週は27業種が下落し、資源株を除く多くの銘柄が売られた展開だった。原油高と円高、金利上昇の影響が重なる中、今週以降も日米の金融動向と中東情勢の動向次第で相場の軟調さが続くとの見方がある。AI関連銘柄にも警戒感が広がる一方、株価の下げ局面でも一部銘柄の買われる動きが観察されている。
今週の銘柄動向として、INPEX(1605)は原油高を受けて4.0%上昇した。ソフトバンクグループ(9984)はオープンAIの新モデル期待で先週は急騰したが、今週はIPO延期の懸念から売られる可能性があると指摘されている。キオクシアHD(285A)は長期金利上昇の影響で前週比プラス幅が縮小し、-0.8%となった。
市場の注目点として、16日には米国FOMCで利上げの可能性が高まる見込みで、18日には日銀の金融政策決定会合終了を控え、日米のダブル利上げ観測が投資家の焦点となっている。中東情勢の緊迫化と原油高の継続も相場の材料として挙げられ、AI関連株の動向やオープンAIの動向次第で相場全体へ波及する可能性がある。