ニデックは29日、岸田光哉社長が同日付で辞任すると発表した。不正会計と品質問題の責任をとったとみられ、後任には戒田理夫専務執行役員が就任する見通し。
ニデックは23年ぶりの経営再建局面で、岸田光哉社長が辞任することを正式に発表した。辞任は不正会計問題や品質問題による説明責任を巡る流れの一環とみられ、経営の信頼回復へ向けた新たな局面となる。
後任の新社長として戒田理夫氏(70)が就任する予定で、同氏はこれまで専務執行役員を務めていた。後任選定は組織の運営体制の再編と今後の事業運営方針に影響を及ぼすと見られる。
不正会計による修正や、電気自動車関連事業での収益悪化が一段と深刻化する可能性が指摘されており、損失額が当初見込んだ額を大きく上回る恐れがあるとの見方がある。
岸田氏はソニーグループ出身で、2022年入社、専務執行役員や副社長執行役員を経て、24年4月に社長に就任した経歴を持つ。