9月2日から9月3日にかけてドル円が急落し円高が進行。介入の有無はまだ不明だが日銀公表データから介入の明確な形跡は見られず、GPIFの資産配分見直し観測も市場で広がっている。
9月2日以降、ドル円は急速に下落し、2日間で4円以上の円高となった。クロス円も軒並み下落しており、円高局面が長引くとの見方が広がっている。
介入の有無については議論が続くが、9月2日の動きについては日銀の介入の明確な形跡は見られなかったとされる。日銀が公表する当座預金増減要因と市場予想の乖離を通じて介入規模を推計する手法が紹介されている。
資金動向の背景としてGPIFの資産配分見直し観測が挙がっている。8月の異例の会合で基本ポートフォリオの検証が議論されたとされ、国内債券比率を引き上げる可能性が市場で取り沙汰されている。
現在の円高はリスクオフとは一概には言えず、国内金利の動向やGPIFの動向が需給要因として作用しているとの見方が示されている。日米の金利動向や雇用統計の発表など、今後の材料にも注目が集まる。