バイセルを運営する BuySell Technologies は、年間約50万件の買取契約のコンプライアンスチェックをAIで自動化し、2027年12月期には3億円規模の人件費効率化を見込むと発表した。
出張買取の契約におけるコンプライアンス確認は、査定担当とは別部署が実施してきた。今回、契約内容やお客様の意思確認をAIで行い、判断が必要な案件のみ社員が対応する体制へ移行する。
AIの導入は三つの業務を対象とし、契約書類の照合や本人確認、品物画像の突合せを自動化するほか、決裁コールとフォローコールについてもAIの活用を拡大する。これにより、今後の買取依頼増に対して安定したコンプライアンス体制を維持する。
導入効果として、契約書類照合の約45%、決裁コールの約95%、フォローコールの約50%がAIのみで対応可能となり、2027年12月期にはAI未導入時と比べて約50名分の増員を回避し3億円規模の人件費削減を見込む。
今後も定型的な確認はAIが担い、社員は判断が必要な案件に専念する方針を示しており、バイセルのサービス拡大とコンプライアンス強化を両立させる狙いだ。