インターレットインターネットイニシアティブ(IIJ)は松江市と協定を結び、松江DCPに導入した大容量蓄電池とEV充電器を災害時の地域電源として活用する。EVを走らせて避難所へ給電する「動く蓄電池」の仕組みを検証する。
IIJは松江市と災害時における電力供給等に関する協定を結んだと発表し、松江データセンターパーク(松江DCP)に設置した大容量蓄電池とEV充電器を災害時の地域電力源として活用する。
蓄電池は通常時はデータセンターのバックアップ電源として運用され、有事には蓄電電力を急速充電器経由でEVへ供給し、EVを避難所となる公民館へ移動して給電する。
松江DCPは松江市向けとして約1000kWhの電力量を確保し、2カ所の公民館を避難所として利用した場合約2日分の想定使用電力量に相当するとされる。蓄電池から避難所への送電は専用送電設備を使わず、EVを「動く蓄電池」として運用する。
IIJと松江市は今後、実際の災害を想定した防災訓練を実施する予定で、平常時にも需給調整の一翼を担い地域の電力供給の安定化に寄与する可能性を検討する。