IIJと松江市が協定を結び、松江データセンターパークに設置した大容量蓄電池を災害時に避難所へ電力供給する仕組みを整えた。蓄電池は1741kWhの容量で、EV用急速充電器と併せて公民館避難所へ約2日分の電力を供給する。
通信大手のIIJは松江市と災害応援で協定を結んだ。松江市が避難所として指定する2カ所の公民館へ、松江データセンターパーク(DCP)に設置した大容量蓄電池の電力を供給し、災害時の電源確保に役立てる。蓄電容量は1741キロワット時で、出力は200キロワットのシステムと、EV用急速充電器として出力50キロワットの設備を併せ持つ。
蓄電池は松江DCP内の太陽光発電で発電した電力を充電しており、通常はデータセンター設備のバックアップ用途で使われる。災害発生時には避難所での通信、照明、医療目的などに活用される見込み。
協定にはIIJの谷脇康彦社長と松江市長の上定昭仁氏が出席し、地域貢献と非常時の電源確保の重要性について言及した。松江DCPは2011年開設で、25年にシステムモジュール棟を増設しており、IIJは脱炭素先行地域の取り組みの一環として共同提案者として参画している。