アルファベット株が12%超の急落となり、世界市場に波及。日経平均は4日ぶりに反落し、コスピも寄り付きで約3%下落した。
アルファベットの四半期決算を巡る失望が広がり、AIインフラ投資の収益性への懸念が再燃した。株価は12%を超えて急落し、時価総額は一日で約5000億ドル分が減少した。これを背景に、30日の東京市場では日経平均が4日ぶりに反落して取引を開始し、アジア市場の心理が冷え込んだ。
日経平均の始値は前日比315円10銭安の6万4344円37銭で寄り付き、一時は840円安まで下げ幅を拡大。韓国市場のコスピも寄り付きで約3%安となり、アジアの投資家心理に弱気材料が広がった。
米国市場の動向として、ダウ・S&P500・ナスダックがさえず、アルファベットの急落が通信セクターの下落を重しにした。アマゾンとインテルの決算後の時間外取引での売りが影響を及ぼし、SOX指数は4営業日連続の上昇を失速させた。
AI関連の設備投資が実際の収益にどう結びつくかが引き続き焦点となる見通し。半導体・サーバー需要の堅調さと投資回収の不透明感が共存し、日本・韓国・米国のテック株は今後も荒い値動きが続く可能性がある。