OpenAIとAnthropicに早期投資してきたSV Angelのアシュヴィン・バチレディ氏が、フロンティアAIの成長性と日本企業のAI導入の現状を語った。規制や競争の現状、そして日本企業の意思決定を巡る観点が取り上げられている。
SV Angelのパートナー、アシュヴィン・バチレディ氏はOpenAIとAnthropicに4年前から投資しており、現在の両社が数百億ドル規模の売上を目前にしていることを強調した。投資時には売上がほとんどなかったが、フロンティアAIモデルが学習を重ねるほど成長していると述べた。
バチレディ氏は両社の差異として、OpenAIは消費者向け、Anthropicはビジネス特にコーディング分野に強みを持つ点を指摘した。一方で、現時点でフロンティアAI開発における他社との差別化は難しく、各社がベンチマークを追いかける形で成長を続けるとの見方を示した。
市場はまだ飽和していないとの認識を示し、AIを使っていない層も含め需要は拡大すると見られる。日本企業がAIを導入する意義や、フィジカルAIの導入を進めるべきとの投資家としての見解も示された。
日本企業が意思決定を早めるべき理由として、AIの導入には従来の定額モデルとは異なる利用量応じた課金制度の影響がある点を挙げた。導入スピードを高めつつ走りながら運用を進めることが重要だとも述べ、AIを活用した生産性向上の機会を強調した。