生成AIブームの裏側には実需があり、資産2.7億円を築いた投資家と半導体商社経営者の経験から現状と今後の展望を読み解く。主要銘柄の動向や現場の需給感を交え、過熱感への警戒も紹介する。
生成AIの普及をきっかけに、米国の半導体株を中心に株価が大きく上昇し、日本株市場にも熱波が及んだ。個人投資家おけいどん氏と半導体商社経営者新川裕也氏の共著を元に、一部を抜粋・再構成して実需と熱狂の両面を解説する。
AI関連銘柄としてアドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックなどが注目を集め、日経平均の高値更新に寄与したとの指摘がある。市場関係者は生成AIが次のビッグウェーブになるとの期待と、それが現実の業績に結びつくかを見極めている。
現場ではHBMの需要拡大など、生成AI向けの実需が半導体メーカーや製造装置メーカーの業績押し上げに寄与しているという声もある。一方で、過熱感を警戒する見方もあり、株価が実体経済と乖離して上昇している可能性があると指摘されている。
今後もAI関連市場は成長が続くとの期待があるが、投資判断では業績と技術力の両面を見極めることが重要だという。新川氏とおけいどん氏は、話題性だけでなく現場の実績を重視する姿勢を強調している。