日系自動車メーカーがインド市場への投資を加速させる一方、中国企業への部品供給依存はなお縮小し難い実態が浮かぶと報じられた。
インド市場で日中の自動車メーカー間の競争が活発化しており、商業省データによれば25年度の乗用車輸入量は前年比129%増の4万5465台となり、中国が約22.1%のシェアで最大の輸入元となった。
日本側はトヨタ自動車がマハラシュトラ州で約18億ドルを投じて3つの完成車工場を新設する計画を発表したほか、現地市場で約40%のシェアを持つスズキが子会社の新工場を稼働させ、EV転換の拠点として位置づけている。
ロイターの報道では日本の対インド交通輸送業直接投資が21〜24年の3年間で7倍以上に増え、25年には約20億ドルに達したと伝えられた。
中国企業の部品供給が不可欠だとの指摘もあり、日本企業の研究機関の陳言執行院長は、インド熱は脱中国化を意味しないと語り、中国製部品の活用拡大や中国サプライチェーンの重要性を指摘している。現地データでもインドの自動車部品輸入の36%を中国が占めると説明された。