国内企業を標的とするサイバー攻撃の一部で、中国系AIエージェント「ARTEX」の使用が民間情報セキュリティー会社の調査で裏付けられた。ARTEXは韓国の金融機関を狙った攻撃にも関与していたという。
国内の企業を狙う不正アクセス攻撃について、調査を行ったGMOインターネットグループ傘下の民間セキュリティー会社は、中国系の自律型AIエージェント「ARTEX」が攻撃元の支援として利用されていたと結論づけたと伝えている。ARTEXは指示を出すだけで自動的に作業を進める性質があるとされ、攻撃手口の高度化に寄与しているとみられる。これを受け、日本企業の情報漏えいリスクの認識が改まる可能性が指摘されている。
調査によると、ARTEXの利用は日本企業を狙った不正アクセスの裏付けとされ、今後の調査で被害規模の拡大や影響範囲が明らかになることが注目されている。また、別のセキュリティー会社の調査では、ARTEXは9月末以降に発生した韓国の複数の金融機関への不正アクセスにも関与していた痕跡が確認されている。