米財務省が長期金利上昇抑制策を示しドル/円は158円台へ反落。今週はFRB長官発言を控えつつ、158〜161円のレンジで推移する可能性が見込まれる。
先週、米財務省が長期金利の上昇を抑える動きを示したことを受け、ドル/円は一時159.7円まで上昇した後、反落に転じて158円台へ落ち着いた。長期金利の抑制策の発表が相場の転機となり、日米金利差の動向にも影響を及ぼした。
日米金利差の縮小が続く一方で、日本の長期金利動向が円相場の鍵になるとの見方が示されている。米長期金利の低下は日本の長期金利低下をもたらす可能性があるとされ、財政規律維持の影響も注視されている。
今週の焦点は28日のFRB議長ジャクソンホール発言の行方と、日米金利動向の連動性。市場は大きな動きにはなりにくいとの見方が多く、今週の米ドル/円は158〜161円のレンジを想定している。
歴史的円安を止める要因として日米の為替介入姿勢と財政規律への懸念が挙げられてきたが、今後は米長期金利上昇阻止の動きが円相場に与える影響にも注目が集まる。